2010年1月14日木曜日

第14回「子どもを取り巻く環境」

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今シーズン4回目の寒波到来で外は寒いですが

皆さん風邪など引いていませんか?私はやっぱり暖房とコタツが大好きです!



さて今回は少し不登校からは離れるかもしれませんがが

1月10日~11日にJDECという日本フリースクール大会が行われましたので

勉強してきたことを加えながら皆様にお伝えできればと思います。
(主に尾木直樹さんの話)

さて今回のテーマまあそのままなのですが

世界の諸外国にくらべ日本の教育は正直言って遅れています。

子どもたちが辛い思いをするのは当たり前です。

ユニセフが行った幸福度調査では

日本の15歳の子どもが孤独を感じる割合が29.8パーセントでした。

おおよそ3割の子どもが孤独を感じているということです。

時点は10.3パーセントのアイスランドその次がポーランドの8.3パーセントなので

日本の飛びぬけた数字が子どもたちを取り囲む環境を表しています。
(ちなみに平均は約5パーセント)

このあたりに象徴される言葉は勝ち組、負け組みという言葉なのでしょう。

勝ち組しか自分を評価できずに、負け組みは自己評価が低いままです。

さらに勝ち組といわれる中でも、自分を作ることが出来ないんだからつらい所です。

でもこのあたりは私も持っていたコインの裏と表のような物でしょうか?



そして民主党の目玉政策子ども手当てと高校無償化についてです。

高校無償化といって、報道やニュースではほとんどの国が無償なのだから無償も方向にと

言われていますが、ほとんどというのは少し嘘であるようです。

何が嘘かというと高校が有料なのは日本を入れて4カ国と言っていました。
(メキシコ、ポルトガル、韓国、日本)

4カ国はほとんどという表現があっているのでしょうか?

日本以外のほぼすべての国がという表現が正しいわけですね。

国として知識を与えれば、一人当たりの生産性が上がるわけですから

これから育っていく子どもたちに教育を保障するのは当たり前だし

国の方向性としてはなんら間違っていないと考えます。

子どものチャンスは、均等でなくてはならないわけですので

親がお金がないだけで、教育を受けられない国家は果たして正しい姿なのでしょうか?

ちなみに高校と大学の学費を段階的に無償化することを定めた

国際人権規約のA規約(社会権規約)第13条というのがあります。

世界では大学も国家が補償しています。ちなみに日本はこの条約を保留しています。

ちなみに世界で2カ国だけです。マダガスカルと日本です。

マダガスカルはこの条約の準備段階に入ったので

このグローバル社会で日本はオンリーワンになろうとしています。

うーんはずかしい。

大学が有料の国もありますが、給付型の奨学金があるので実質無料としている国もあるそうです。

1次生産が悪いとは言わないですが、(むしろ農業最高!)

ほとんどの人たちが消費する側の生活をしています。

この生活をしている人間は知識で生活を立てているわけです。

なのでやっぱりこの知識は国家で保障せねばならないはずです。




子ども手当てですが

コメンテーターとか政治評論家などが、子ども手当てを始めたらやめられなくなる。

甘い蜜が入った毒なんだ。とか言いますけど

子どもを国家で支えていくんだという意思表明なのですから

始めたらやめられなくなるではなく、やめないんだからやればいいと思います。

財源がないというのも、国家として必要な政策なのですから

あっちから持ってくるとか、こっちを削ってとか、あれに上乗せてとかではなく

1番最初に財源を確保するべきです。

言うならば国家を担っていくのは、未来の大人である子どもなわけですから

その子どもに投資していくのは当たり前です。

子どもへの政策が進まなかったのは、子どもに投資しても票にならないからでしょう。
(道路に投資すると票になるのかもしれません)



もっといっぱい書けるのですがブログサイズではこのあたりが限界なので

このあたりでやめておきます。

最後にこれだけ言います。

日本よ!最低限のことはやれ!!(やろう)

子どもは生まれる国を選べない。

子どもは生んでくれる親を選べない。

なので子どもたちに最低限のチャンスを与えてください。

子どもたちにとって暮らしやすい国家になることを願います。