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第4回うみほどコラムのテーマは家にいると元気なんだけど?です。
それにしてもうみほどコラム大反響です。
正直これほどまでとは思いませんでしたが、
現在2名様から「いいねー。」と褒められています。褒められると伸びるタイプです。
ということで、今回のテーマです。
不登校になって学校を休み、ストレスの多くかかる場所から離れ、家にいる時間が多くなると
だんだん子ども自身が元気になってきて
家で漫画を読んだり、ゲームをしたり、テレビを見たりしていて
不安そうだった時期から比べると、見た目が元気そうに見えてきます。
そこで元気になったんだから、学校に行けるんじゃないか?
なんて思ったことはありませんか?
確かに身体は、元気になってきていることは確かだと思います。
ストレスや不安や恐怖の多い場所から、離れて生活しているわけですから
身体の回復は徐々に行われる訳です。
ココで大事なのは、ストレスから離れているだけであって
子どもの自身のストレス(不登校)の原因が解決している訳ではないということです。
しかも身体「は」という表現をこのコラムでしていますね。
やはり身体と心が元気になってこそ、次の行動をする気持ちになるんです。
ここで分かってもらいたい事は、「身体=心」が一体ではないと言う事です。
身体と心の状態は、それぞれ別に存在します。
回復途中の状態では身体が60パーセントなら心も60パーセントということはほぼありえません。
ココが難しいところなんですが、身体の状態は80パーセントだけど
心の状態はマイナス30パーセントなんてことも普通にありえます。
そもそも心の回復は、身体の回復のもっともっと先に回復してきます。
ですから身体の元気から心の元気は計れないということです。
傷をつけるのは一瞬ですが、治すには何倍も何十倍も時間が必要です。
学校に行かないことで、こどもが元気になってきても
すぐ次!ということではなくて、少しの間だけでもいいので見守ってください。
今、元気がなくても子ども自身の育つちからは消失していません。
子ども自身の育つちからを信じてみてください。
今の状態から信じられない成長と行動をみせてくれるはずですよ!
とそんなことを思う畑を耕して農家さんは偉大だと思った夜。